"my point of view" : Leica D-LUX 4

ここ数週間迷っていたのですが結局買ってしまいました。何を迷っていたかと言うと、PanasonicLUMIX DMC-LX3にするか、ライカのD-LUX 4にするかです。24mm/F2のレンズ搭載と言うだけでどちらかにすると言う事は決まってはいました。


機能的にはほぼ同等で値段がPanasonic製品(Lumix Lx3)の倍ほどもするLeica D-Lux4にした理由をつらつらと考えてみました。飽くなき”物欲”の源泉とも言えるのは純粋な所有欲なのだと思います。そしてその選択を決定づけるファクターとしてはまず性能です。昨今のデジカメの性能は日進月歩なので、当然ながら新製品の性能は上がって来ます。現在保有するものより高性能で魅力的な製品が出て来れば買い換え、もしくは買い足したいと考えます。


その次の選考基準としては製品のデザインを含めた出来でしょうか。ほぼ同じ性能の製品が2種類あったとして、写真をより良い性能で撮ると言う事に特化すれば、同じ性能であれば安い方が費用対効果は優れている事になります。でもそこに所有欲を満足させる第2の条件である製品の美しさが加わって来ますと選考結果は違って来ます。


素晴らしい工業製品のデザインの多くはその機能美に根ざしていると思います。言い換えれば製品を世に送り出す側(メーカー)がどれだけデザインにお金と時間を費やしているかと言い換えても良いでしょう。この部分でLeicaの製品は私に倍の価格を払わせる価値を提示していました。この辺りはデザインに幾ら払えるかという個人的な嗜好の部分ではないかと思います。この先、このカメラを手にする度に気持ちよく愛でる事が出来るのと、う〜んどうもイマイチだなと感じるのではその製品に対する長期的な満足度に大きな差が出ると、私は思います。


以上、散財に対する言い訳でした。