Mr.Bou Meng - Survivor from Toul Sleng -

Mr.Bou Meng


トゥール・スレンは、1979年1月にベトナム軍がプノンペンを制圧した時に発見されたクメール・ルージュ支配下のカンボジアでの政治犯収容所です。現在はトゥール・スレン残虐博物館となってプノンペンの観光スポットのひとつになっています。この手の場所では、1990年頃に行ったホーチミン戦争博物館もそうでしたが、それよりも更にどよーんとした気分にさせられるところでした。


上の写真のお爺さんは、ここに収容された2万人ほどの人達の中で生き残る事が出来た7人のうちの一人だそうです。この人はアーティスト(画家)で、ポル・ポトの肖像画を描くことが出来たため殺されるのを免れたそうです。残りの1万9千9百93人ほどの人は全て殺されてしまったそうです。


クメール・ルージュ時代のカンボジアについての私の知識は、映画のKilling Fieldのものぐらいでしょうか。この人の事について書いた本を売っていましたので買って来ました。少しはこの国の歴史を理解する上で役に立つかもしれません。


Wikipedia : S-21(トゥール・スレン)