ラオス・ミャンマー2ヶ国日帰りツアー【前編】


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少々所用が有りましたのでチェンマイに行って来ました。20年近くタイに出入りしているのですが、あまり旅行好きではない事もあって、実はチェンマイは初めてです。その上に何を思ったかクルマで行ったものですから、ついでに近くを物見遊山です。



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近くと云ってもチェンマイから黄金三角地帯までは250kmほども有ります。でもバンコクから700km程を走った後ですので、ホンのひとっ走り.....。かなと思ってましたけど、実際に走ってみると3時間以上かかり結構走りでがありました。



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ドライブのお供はGarmin nuve360です。知らない場所を走る時にはコイツが頼りになります。ただし、nuveはその小さな画面に走っているその場所の情報しか表示してくれません。ですから時々iPadGoogle mapを表示させて現在地や移動距離などを確認します。Google mapはその都度地図をDLしてますので電波の届かないところでは地図が表示されずアウトなのですが、今回の行程ではおおよそ80%以上の場所では大丈夫でした。



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4時間弱のドライブで到着した黄金三角地帯(タイ側)には何故か金色に輝く仏像のあるお寺風建造物がありました。対岸のミャンマーラオスにはカジノがありますので、それに対抗しての事でしょうか。仏さまが龍の船に乗って川を下るようなイメージです。ご利益があるに違いない仏さまを拝んだ後はメコン川遊覧のボートが有りましたので乗ってみることにしました。



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400バーツでチャーターしたボートは、全力でメコン川を遡上してミャンマー側のカジノの前まで行きました。ミャンマーには何やら書類を準備しないと上陸出来ないそうですので船上より眺めるだけです。そこから反転して今度はラオス側へ下ります。ラオス側は役人らしい人に20バーツを支払えば上陸させてくれます。もちろんパスポートなどは確認しませんので、誰が来ても20バーツで上陸させてくれるのだと思います。



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ただ、上陸したところには川遊びの観光客を当て込んだ土産物販売店があるだけで他には何もありません。そこから先の何処かへ行こうとしてもたいそう不便な場所なのだと思われます。何ぶんラオスですので大した物は売っていないのですが、上陸して直ぐのお店でハブ酒ならぬコブラ&サソリ酒を売っていましたので、話のタネにと中くらいのをひと瓶買い求めました。上の写真はコブラ&サソリ酒屋の看板ラオス娘です。


ミャンマーラオス側にあるカジノには中国人が船に乗ってやって来るそうです。そう云った中国人を狙ってか、このお店には虎のお珍々を漬けた酒も置いてありました。中国人はこう云うのが大好きですからね。 昔、マレーシアの華人からこの珍々酒をもらったことがあります。「コイツは良く効くんだ」と瓶に漬け込んだ秘蔵酒をペットボトルに詰めてくれました。このようなワシントン条約など屁の河童なニーズがある限り、虎のお珍々の災難は続くわけです。


ラオスミャンマー2ヶ国日帰りツアー【後編】へと続きます。