Motorola Milestone


>21/04/2010


1月に香港で買いそびれたMilestoneを買ってみました。子供用のラインを新規契約するので一番安いプランの2年契約でS$298.00でした。BBB9700は同じような条件でS$480.00ぐらいですから随分と割安ですね。不人気なんでしょうね、モトローラ


かく言う私もモトローラの端末なんてMicro TAC II以来かもしれません。東南アジアGSMネットワークが広がる前の、アナログ方式で、携帯が苦痛な携帯電話でした。大容量バッテリーを装着すると砥石ぐらいの質量感があって、イザという時には武器になりそうなシロモノでした。その頃の主流な端末はモトローラで、Nokiaはマイナーで不人気だったように記憶しています。




-何ですかそれは?と云うかたのために。こんなのでした。


Andoroid端末は一年ほど前にバンコクの一部地域で流行していた、”magic”とか云う感冒に感染しましたが、症状は軽かったので1ヶ月もしないうちに去って行きました。それにしても印象の薄い端末でした。Andoroid自体の完成度ももう一つだったように思います。


それと比べるとハード的にも随分進化していて動作感サクサクな印象です。日本語入力環境もめざましい進化を遂げたSimejiを使って快適に入力出来ます。当然の事ながらGoogleとの親和性は抜群で、最近ほぼ完全に個人データを丸投げにしてしまったワタクシとしては便利この上ありません。


iPhoneと比べるつもりはサラサラありませんが、機能的に90%は被ります。残りの10%は何かと云えばiPhoneiPod部分です。ハード的にiPhone 3GSの32GBの容量に敵わない事もそうですが、音楽、ビデオの管理を100%iTunesで行っている人(そんな人が多いと思いますが)には、Milestoneにメディアを移すのは”わざわざ感”特盛りな作業になるのではないでしょうか。


ただそれらを差し引いたとしても、使い易さや完成度などでお買い得感の高い端末だと思います。これはMilestoneに限りませんが、この手の端末の魅力の80%はネットとの接続に依存していますので、シンガポールの3G、3.5G環境下においてはすこぶる快適なのですが、バンコク辺りの通信事情ですとその快適度が35%OFFに感じるかもしれません。