大晦日に飲んだワイン


  • Ch. Cos d'Estournel
  • シャトー・コス・デストゥーネル
  • メドック地区格付け第2級(サン・テステフ)
    • ワイン名は「エストゥネルの小石」という意味で、この畑の所有者であったサン・ステフ村の大地主、エストゥネル家に由来しています。19世紀の初め、アラビア馬の仲買人もしていたガスパール・エストゥネルは、馬の買い付け時にワインをアラビアで売ることを考えました。アラブまでワインを運んだが、結局売れずに持ち帰ってみると、その長旅のあいだに熟成して、ワインが見違えるほど美味しくなったことで、評判を上げました。この「アラブに運んだワイン」というイメージを強調するために、シャトーもアラブ風に作り替えました。ラベルに描かれたエキゾティックな建物が、このガスパールの建てたシャトーでなのです。

ボルドーの有名どころのワインですが、少々タンニン強めであまり好みではないかも。