今日の一枚 EOS 5D MarkII


せっかく大枚はたいて買ったものですから最初のうちぐらい使ってみようと云う事で、愚息のサッカーの練習風景を撮りに出かけました。フルサイズ機なものですからAPS-Cの20Dとはレンズの使い方が違って来るはずです。それを検証するためにEF80-200mmF2.8LとEF100-400mmF4.5-5.6L IS USMの2本を持っていく事にしました。


この他にスナップも撮れるように17-35mmも持って行く事にしたのでカメラバッグ(大)を押し入れから引っ張りだしました。ところが、うがぁー!!カビてる!! 薄々は気づいていましたが、恐るべしシンガポールの湿気です。幸いにもカビはバリスティックの表面だけでしたのでパンパン叩いて雑巾で拭いてやったら、少々カビ臭いものの何とか使用可能なようです。高価なレンズを胞子の温床のようなカメラバッグに入れるのは精神衛生上よろしくありませんが、入れっぱなしにするわけではないので気にしない事にします。


APS-Cサイズのカメラで標準用のレンズを使用すると、画角が約1.6倍になると云われています。私もしばらくはそう思っていました。でも本当はフルサイズ(約36mmx24mm)の撮像センサーで受けるレンズからの投影情報をサイズの小さいセンサーで受けるているわけですから、周辺部分の投影情報は受けられないわけですね。簡単に云うと、フルサイズで撮影した画像からAPS-Cサイズのセンサー分だけトリミングしたのがAPS機の画像になるわけです。


理屈はそうなのですが実際に5D MarkIIに80-200mmを付けて撮影してみると、何か被写体が遠く感じました。練習風景なら寄れるので良いのですが、だだっ広いフィールドでする試合には使えない事が分かりました。最初から分かっていた事なのですが、やっぱりそうかと実感しました。


そうなると5D MarkIIでサッカーやら運動会やらを撮る時は、100-400mmは必須と云う事です。このレンズはF4.5-5.6なものですからちょっと暗いんですよね。昨日のお天気は薄曇りでしたので撮れた写真も少々暗めです。