RICHO LC-1

GX200と同時に発売された自動開閉式レンズキャップLC-1です。8月に帰国した時に入手してしばらく使っていましたが駄目です。100歩譲ってマンホールライクなデザインに我慢したとしても致命的な欠点があります。蓋の隙間が大きくてホコリが入ってしまう点です。


後付け的に無理矢理作った製品でしょうから仕方ないのかもしれませんがこれは頂けません。ビヨ〜んとビザみたいな蓋をを割って出て来たレンズにホコリが付いているとみょーに気になります。この時に絶対しちゃいけないのはフッと息で吹き飛ばす事です。なぜなら唾がレンズに飛んでしまったら目もあてられませんから。


カメラのレンズ表面には特殊なコーティングが施されています。出来ることなら絶対に触らない方が吉です。そのためにSLRカメラ用のレンズを買ったら普通はレンズ保護用にNDだとかSkylightのフィルターを付けます。レンズむき出しのコンパクトデジカメの場合はそのあたりに気をつける必要がありです。


ホコリが付いた場合の対処方法はブロワーで吹くことなのですが、出先にそんなものは持っていません。レンズに付いたホコリは非常に気になるのですが取り除く術がない。あ〜、吹き飛ばしたい。フッとしたい。ちょっとだけなら大丈夫だろうか。でもやっぱりなぁ。という葛藤を経験しましたのでワタクシ的にはLC-1はNGと言うことになり、コンベンショナルなレンズキャップに戻しました。