マルチリンガル

irreplaceable


亜細亜の暮らしが長いせいか何時の頃からか多言語を操れるようになりました。


正確に申しますと30歳を過ぎてから始めた英語が何年かしてコミュニケーションに関してはさして問題がなくなりました。あれから20年以上経って未だに苦労していますけど、普通にバイリンガル程度の力量にはなっているかと思います。


私の第2外国語は、順番から云えばインドネシア語です。実を云うと学び始めたのは中国語の方が先なのですが、全くもって学び進まず1年ぐらいで挫折しました。今となってはタイ語の方が楽に扱えるようになっていますので、母国語を除く外国語の能力は、英語>タイ語インドネシア語>中国語の順になります。(インドネシア語以降は初心者レベルなのですが...)


先ほど晩酌をしていてフト気づいたのですけど、幾つかの言葉が話せるようになってはいるものの、それぞれの言語の切り替えにはかなり手間取ってしまいます。特にそれぞれの言語で覚えた言葉、特に数字などは覚えた言語ではすらすらと出てきても、他の言語に切り替えると詰まってしまいます。


例えば、私のタイの携帯電話の番号は普段タイ語で他人に伝える事が多いので、タイ語ではスラスラと云えるのですが他の言語で云わなくてはならない場合、かなり戸惑います。ヘタをすると文字に書いてから別の言語で読みたかったりします。それとは逆にシンガポールの携帯電話の番号は英語で覚えているためタイ語に変換するのには手間取ったりします。


これは脳みその電話番号(数字)を覚える部分と、言語をコントロールしている部分がまったく別の場所で別ファンクションとして働いていて、それぞれの言語の記憶がある場所から引き出して別の言語に翻訳をしなくてはならないために脳機能の工数が増えてるためなのかな?と焼酎2杯目で麻痺した脳で考えてみました。