ペナンで会ったOld Lady

ペナン空港へは現地のサプライヤーが迎えに来てくれたのですが、運悪く彼の車の調子が悪くなり最寄りのガラージに預けてタクシーで移動する事となりました。彼が修理屋と話しているあいだ退屈だったのでバックヤードの方へブラブラと歩いて行くと、そこに珍しいクルマが置いてありました。1964年〜1965年頃生産されたHondo S600(エスロク)です。

保管状態が良かったのでしょう、ボディに腐りもなく良好なコンディションです。エンジンは程度の良いオリジナルでしたが、カーブレーターは交換されていました。オリジナルはケイヒンの4連です。オートバイのようなエンジンのこのクルマは確かチェーン駆動だったと思います。レストア中なのだと思いますが、良いものに仕上がるハズです。手間ヒマ＆金をかければですけど...。

日の出国よりこんな南方の果てまでやって来て、今まで生き延びて来たなんて、思わず拝みたくなるような感動でした。

２シーターのオープンカーは良いなぁ、やっぱ。