友来たりて Eugene "Hideaway" Bridges



バンコクに着いたけどお前は何処だ?的な電話を突然かけて来るEugeneです。でもまぁミュージシャンにしてはまともな方だ思います。彼は普段、オーストラリアとヨーロッパ(主にロンドン)あたりで活動しています。"A man without home"なんて自分でも歌っていますが、ホントに家がないみたいです。バンコクに来るのはオーストラリアとヨーロッパ移動のリエゾンみたいな時間つぶしのようです。


とは云いつつ機会があれば演奏もしたいみたいで、以前はスクンビット ソイ26にあった"Tokyo Joe's"へ行っていました。ところが知らないうちにつぶれちゃったのですね、"Tokyo Joe's"。ここの日本人オーナー"Y"さんに電話をしてみましたが連絡がつきません。もう一人いた株主かただの常連かは知りませんが、背の高い白人Jeff君に消息を確かめようと思いましたが手元に電話番号がありません。


そこでソイ・ナナ界隈で生バンド付きパブなどを8店舗ほど展開しているHillery barの番頭をしているNikkiを訪ねてみました。Jeffのバンド(Soi Dog Blues Band)が一度彼女の店にオーディションに来たと話していましたから。残念乍ら電話番号は持っていませんでしたが、面倒見の良い彼女は知り合いの店、Billyのオーナー(テキサス出身、不良外人風)に聞いてくれました。これでようやくJeffと連絡を取る事が出来ました。


Hillery barでは、上手いのだけれどGroove感ゼロのタイ人洋楽バンドが演奏していたのでEugeneは2曲ほどセッションをしました。耳をピアスだらけにしたbassの兄ちゃんはクイックチェンジの12 barを知らなかったみたいで、あれならワタクシが弾いてあげた方がマシだったなぁ。