カオスな交差点

ホテルの前の交差点(ロータリー)です。ベトナム旧宗主国フランス時代の名残りなのかロータリーがあちこちにあります。ロータリーというのは車両右側通行の場合、左方優先でロータリーに侵入して自分が曲がりたい道に出て行くというルールのハズなのですが、ここではそんなものは一切無視されているようです。よくこれでぶつからないものだと感心しますが、これはこれでここのルールなのでしょう。siam_breezeさんもblogで書かれていますが、ここの交通マナーは最低(あくまでも一般的日本人の視点として)です。私はシンガポールではセルフドライブ、タイにいる時は運ちゃんがいます。でもたまには自分で運転する事もあります。しかしながらハノイでのクルマの運転はちょっと難しそうです。と言うよりはしたくはないかなぁ。


シンガポールにもニュートンというところにロータリーがありますが、朝夕の時間には信号と併用しています。一般的に彼地の中華な方々は自己中なメンタリティをお持ちですから、ロータリーってのはちょっと合っていないなぁと常々思っていましたが、ここのロータリーにはそんなものを超越した凄さがあるような気がします。「とりあえず、俺はまっすぐ行くんだからどいてくれ!」的なパワーとでも言うのでしょうか。経済発展途上の国独特のなりふり構わないパワーの一端を見た気がします。